【ネタバレあり】アメリカン・ホラー・ストーリーシーズン9!あらすじと感想をまとめてみた!【アメホラ1984】
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こんばんは、うしぞうです!
今回は私の大好きな海外ドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』の最新シーズン、シーズン9が日本でも配信開始されちゃいましたので、シーズン9についての概要をまとめていきます!
あらすじ紹介&ストーリーもちょこっと追ってきます!!
ネタバレもします!!!
ちなみにアメホラシーズン1~8までについては、ざっくり感想付きのまとめ記事で言及しています!おすすめシーズンもまとめてあるのでよかったらどーぞ♪
- アメホラシーズン9!今度の舞台は…1984年!!
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー1984』あらすじ
- まとめ:【ネタバレあり】アメリカン・ホラー・ストーリーシーズン9!あらすじと感想をまとめてみた!【アメホラ1984】
アメホラシーズン9!今度の舞台は…1984年!!
シーズンごとに毎回舞台やシチュエーションが変わるアンソロジー海外ドラマ、アメリカン・ホラー・ストーリー。
その最新作、シーズン9の副題は『1984』。その名の通り1984年の物語です。1984年の事件をベースに話は展開されますが、話数が進むに連れてのテーマは『80年代』へ。
んーゆうて私もただのアラサーボーイだから正直全然当時のことなんて分かんないし、知らない…とりあえず横着して公式トレイラー貼っときますねっ!
- 若者の間ではエアロビが大流行
- ブルーレイではなくVHS、スマホではなくごっつい手持ち電話
- シーンごとに流れるレトロかつアップテンポな曲たち
そして当時のホラー代名詞と言えば…スプラッター!!
- 13日の金曜日
- ハロウィン
- 悪魔のいけにえ
- エルム街の悪夢
ドラマ内には80年代付近の名作スプラッターや、ホラー映画のオマージュが盛りだくさん!!
ところで今シーズンのあらすじは後述しますが、ざっくり言うと1984年のキャンプ場で連続殺人鬼が大暴れしてめっちゃ血まみれ♪って感じのストーリーです。
皆勤記録維持ならず…サラ・ポールソン&エヴァン・ピーターズ
個人的には地味にショックなんですが、アメホラは各シーズンごとにテーマは違えど、登場するキャストたちにはある程度一貫性があり、女優のサラ・ポールソンと俳優のエヴァン・ピーターズはシリーズでもシーズン8までは皆勤賞だったんです。
ある時は霊媒師、ある時は新聞記者、ある時は魔女、ある時は首が2つ、ある時はヤク漬け、またある時は…てな感じだったサラ。ピーターも然り。
シリーズファンとしてはチョイ役でも出てくれたら嬉しいかったなぁ…
それでも続投メンバーとしては、シーズン3以降ちょくちょく登場しているエマ・ロバーツが今シーズンでは主役の女性、ブルックを演じています。
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他にも
- 最近のシーズンでは続投中のビリー・ロード、レスリー・グロスマン
- 限りなく皆勤賞に近いお馴染みのリリー・レーブ
新しいキャストの方も多い中、続投メンバーの登場で過去シーズンの不気味さもいい具合に引き継がれております♪
新キャストは俳優陣に要注目!!まさかのオリンピック選手も?
もちろんアメホラは新シーズンごとに魅力的な新キャストを登場させることでも有名です!アメホラを手掛けるライアン・マーフィーの代表作『グリー』より
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マシュー・モリソンがトレヴァー・カーシュナー役。グリーだと爽やか先生だったけど、イケメンはやっぱり万能でこういう格好も似合いますね。
そして俳優だけに限らず、オリンピック受賞歴もある銀メダリスト、ガス・ケンワージーはチェット・クランシー役!
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てかスポーツ選手にしては演技うまくない…?
まぁホラーだしとりあえず焦って騒いでりゃ演技もクソもねぇか。他には
- ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のコーディー・ファーンがエグゼビア・プリンプトン役
- ドラマ『親愛なる白人様』のデロン・ホールトンがレイ・パウエル役
シーズン5ではガガ様を出演させて話題になったりもしましたが、基本的にはアメホラはあまり有名どころではない(失礼)脇役メインのような出演者たちが個性を利かせて不気味さを彩る…といった印象です。
でもそこから好きになって彼らの出演作を見漁ることもあるのでまんまとハメられてる気も(笑)
それではシーズン9、アメホラ1984のあらすじ&感想です♪
『アメリカン・ホラー・ストーリー1984』あらすじ
1984年、ブルックはエアロビを通じて知り合ったモンタナ、ゼイヴィア、レイ、チェットと共に、レッドウッドキャンプ場へと向かう。
経営者のマーガレットに迎えられるが、彼女は5人に1970年のレッドウッドキャンプ場で起きた凄惨な事件についてを語る。
時を同じくして『1970年の凄惨な事件』の犯人、ミスター・ジングルズは捕えられていた刑務所から脱獄し、姿を消していた…
今シーズンの特徴、ネタバレなしで言えること!
基本のあらすじは以上の通り、1984年にいわくつきのキャンプ場に集まった若者たちが、連続殺人鬼の犯行に巻き込まれていくというもの。
まんまジェイソンだよね。13日の金曜日過ぎるよね。
- キャンプ場での連続殺人
- 特徴的な湖畔、ボートの描写
- フォレストグリーン→レッドウッド
他には、冒頭の車がキャンプ場に向かうシーンもカメラ構図が私の好きなアレっぽかったり、やけどで爛れた見た目はどっかの悪夢の殺人鬼っぽかったり…
ところであらすじにチェーンソーのイラストを貼ってみましたが、ジェイソンは一度もチェーンソー使ったことはないというウンチクもぼやいときます。
とにかくホラーファンにはたまらないオマージュ描写が多すぎますね!
ただ連続ドラマであり、ただのホラーではない…なぜならこれはアメホラだから!
- 人間たちはサイコパスばかり
- 幽霊に実体はあるわ、普通に復活するわのやりたい放題
- 次々と明かされる予想外&凄惨な過去
色々と…ね?裏がありますよ。裏しかねぇ。次の見出しは一気見した感想をがっつり語っているのでネタバレ祭りです!作品に興味があって未視聴の方は飛ばしてください♪
ちなみに見るなら今のところプライムビデオかU-NEXTってとこでしょうか。テレビ放映前の配信なのでhuluで見逃し配信もないし、ネットフリックスにもまだなかった。
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ということで久しぶりにU-NEXTボタン貼っときますねっ!皆で80年代に浸ろう!!
一気見してみたネタバレしまくりざっくり感想!
※ネタバレ注意
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ざっくり言っちゃうと壮大なる冤罪。1970年当時に連続殺人鬼として捕えられたジングルズは殺人の罪を被せられただけでした。
その彼が色々あって1984年に脱獄、んで何が質悪いって精神的に追い込まれてた彼は自分のことを殺人鬼だと思い込んでいて、14年の時を経て連続殺人を開始してしまう…
アメホラじゃやたらと神とか悪魔とか信仰の話も出てくるんですけど、結局怖いのは人間オチも多いんですよね。
冤罪=証拠を捏造されて逃れられなかった=人間が人間を裁く=絶対的なものではなく、必ず理不尽さもある
今シーズン最大の被害者は連続殺人の罪を被せられたうえに、その後勘違いで殺人鬼デビューしてしまったジングルズさんですね。
ちなみに1970年の殺人鬼は現キャンプ場オーナーのマーガレット・ブースであり、最後の最後は1984年にジングルズに殺された幽霊たちもそれに納得。
全員でマーガレット(悪者)をとっちめるという結末は割と王道な感じ?
悪者が最後に笑うオチとかでも後味悪くてよかったんだけど…(笑)
そして最終話ではなんと2019年まで時代が経過。
成長したジングルズの息子、ボビーが1984年の生存者や幽霊たちに助けられて父への想いを吹っ切り、新たな人生をスタートさせる。
って終わったんだけどめちゃめちゃハッピーエンドやんけ!!
厳密にはキャンプ場で死んで地縛霊となった1984年の主要メンバーたちは、永遠にキャンプ場をさまよう業を背負ったので彼ら目線だとかなりバッドエンドですけど。
とはいえ最後の最後でここまでハッピーエンドに振り切れたのも、このシーズンの最終的な話の落としどころは『80年代よ、永遠に。』ってことだからなんですよね。
今時エアロビなんてダサいし誰もやらない。化学も技術もどんどん発展している。80年代なんて古臭いだけで魅力はなんにもない。
って今を生きてる子たちは思うかもしれない。でも80年代を生きていた人たちにとってはその時代は黄金時代だったってわけで。
サイコパス人間たちのせいで歪んだ人生にはなってしまったけど、80年代を立派に生きた父の面影を追って、2019年には廃墟となっているキャンプ場を訪ねる息子のボビー。
そしてキャンプ場で死に、地縛霊となりながらも彼を守り、温かく見送るジングルズ。
なーんか「お前の生きる時代はここじゃない」ってお父さんが諭して送り出してるような感じで…結構感動的なラストになっちゃいましたね(笑)
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まとめ:【ネタバレあり】アメリカン・ホラー・ストーリーシーズン9!あらすじと感想をまとめてみた!【アメホラ1984】
個人的には今までのシーズンの中でも結構楽しめました!ホラー評価は満点です!!
いや怖いかって言われたらぶっちゃけそんなに怖いかは分かんないんだけど、前述した通りの様々な名作ホラーのオマージュシーンがドラマ内に散りばめられてましてね?
ホラーファンが見たら興奮するであろう描写が多い故、ホラーが満点です(笑)
話も面白かったけど、サタンにかなり引っ張られるのが前シーズンと被ってたのと、全9話でちょいと物足りないのでちょい欠け評価となりました!
いやー見終わった後に13日の金曜日とかエルム街の悪夢とかめちゃめちゃ見たくなったな…皆さんも連続殺人鬼にはご注意を~♪
ありがとうございました!