【メモハラ?】覚え方なんて人それぞれ!メモを強要してくる風潮がすごいイヤって話。
例えば転職したての新しい職場なんかで、新しいことを学ぶときって『メモ』しますよね?
これがこーで、これこれこーで…
もちろん自分は新人で、教えてもらう立場なんだから先輩の労力を減らすためにも、一度聞いたことはしっかりと記憶したいところです。で、メモもします。
んだけどさ、やたらとメモを催促してくる先輩とか、逆になんでもかんでも聞いたことを一言一句メモる後輩もどうなの??ってお話です。
- そもそもメモってどのくらいしますか?
- 『メモをとること』が目的となって甘えてしまう。
- 絶対にメモさせたい先輩&あまりメモをとらない私
- 【メモハラ?】まとめ:覚え方なんて人それぞれ!メモを強要してくる風潮がすごいイヤって話。
そもそもメモってどのくらいしますか?
そもそもメモって噛みそう。
私は正直、あまりメモをとりません。聞くだけで全てを100%理解できるという意味ではないです。ということで、まず先に持論を述べておきますね。
だってもし聞いたこと全部メモったとしてもさ、それを実際のメモ帳なり頭の中の記憶なりから咄嗟に引き出して、自分が今置かれている状況に当てはまる内容を思い出しながら対応するなんて、少なくともメモが必要な新人にできなくない??
それできるならそもそもメモいらなくない?って感じです。
メモ自体は絶対にします。ただ、職務中に聞いたことを書いていくその一回のメモって絶対効率よく覚えられてないと思うんですよ。
『メモをとること』が目的となって甘えてしまう。
また『大切なことはメモをする!』とはいえ、『メモったから大丈夫♪』と甘えてしまうという考え方もあります。
- メモったから大丈夫!もう覚えた!
- 後でメモを見直せばいいや!
- とりあえず聞いたことを全部メモしなきゃ…
さて、そもそもメモとはなんのためにするのでしょう?
- 書くことで覚える人、記憶できる人
- メモをとってしまうと甘えてしまうため、あえてメモをとらない人
- メモをとることに必死で、全く頭に内容が入っていない人
世の中にはいろんなパターンの人が存在してますよね。にもかかわらず、メモをとる=大正義のような風潮にはいささか納得できません。
絶対にメモさせたい先輩&あまりメモをとらない私
実体験です。転職したての職場は、とにかく業務内容が多く、そしてそれぞれの業務自体も、専門的な知識や複雑な手順などが必要なところでした。
その時私の教育を担当してくれた方は、とても熱心に一から分かりやすく教えてくれました。ただもはや口癖レベルに
「メモとらなくて大丈夫ですか?」
と聞いてきます。まぁ確実に先輩の教え『10』に対して、『2』くらいしか筆を動かしてなかった私のせいです。だって私自分が必要と思ったメモしかとらないんですもの。
私がメモをとる時に意識すること、メモに関して思うことは以下の通りです。
- 絶対にメモが必要なのは『順番』、『パスワード』、『金額』など数字で表せるもの
- 伝えられた言葉をそのまま書くのではなく、自分の中で改変したり要点だけに絞って書く
- 自分の中で『常識』と思っている範囲はメモる必要がない
- 余裕があって理解できた範囲や、要点などは優先順位を考えながら後でまとめる
暗記はまず不可能!数字関連のメモは必須。
絶対に覚える必要があり、覚えにくい要項としては『数字』で表せるものです。
特にパスワードなどの仕事内容そのものとは関係なく、確実に暗記しなければならない英数字の羅列などは、重要かつ覚えにくい筆頭なのでメモは必須です。
パスワードなんかプライベートのもごっちゃになるからな。
他にもレジ業務や売り上げの管理などに携わるなら、『金額』関連や、仕事内容の順番や手順なども箇条書きにすれば数字で理解できます。
伝えられたものを全てメモるのは音声入力の仕事。
まず朝事務所の鍵を開けたら、入ってすぐ右側の上にかけておきます。その後は倉庫以外の電気をつけてからパソコンを起動します。パスワードは○○です。起動に時間がかかるのでその間に金庫を開けてレジ金の準備をし…
って言われたらそれをそのままメモする奴いる。たまに。
でも本当に真面目だったり、特に入社したてで緊張していると馬鹿正直に行動しがちです。(とか言いつつ私も最初キョドってこんなですけどね?)でも落ち着いて考えると
- 鍵、中右
- 電気(倉庫除)
- PC起、パス○○
って感じで十分じゃないです?もちろん自分で後で見返して理解できる範囲なら。
私はたまに崩しすぎて理解できない。
『普通』は普通なんだからわざわざ書く必要なし。
今の例でだと、『朝鍵を開けて』なんて当たり前のことですよね。
そりゃ朝一だったら戸締りされてるだろうよ。
『パソコンの起動に時間がかかるから…』なんてのも、不慣れなうちはともかく、慣れてきたら『今のうちに何かしよう』=『金庫を開けておこう』となるのも当然のことです。
つまり『自分にとっての常識』であり、わざわざ当たり前なんて思っていることまで書く必要はありません。
前項の『要点に絞る』をさらに広い視野で考えるとこうなります。
ただ、あまりに文化が違う地域への転勤や、異業界への転職だと、自分の常識が通じないこともあるので、そこは要注意です。
覚える内容には優先順位がある。じっくり覚えるのは落ち着いてから。
本当に覚える気があって話を聞いているのなら、教えられた内容の優先順位はわかるはずです。
ていうか先輩が協調して教えてくれるだろうしね。
たとえば「これは絶対なんだけど…」とか、「まずこれを覚えてもらって…」とか言ってくれるはずです。大事なこと強調しないのは教える側に難あり。
大事なことは派手にメモりましょう!あとはてきとー。
話を聞いていて、余裕があって聞き取れた範囲をちょこちょこ書いておき、あとでじっくり見直したり、別で綺麗に書き起こすなりすれば、完璧に理解も追いつくはずです。
【メモハラ?】まとめ:覚え方なんて人それぞれ!メモを強要してくる風潮がすごいイヤって話。
ということで、あくまで主観でメモをとらない側の意見を書いていきましたが、逆に自分がメモらせる立場になったときもある程度の配慮が必要ってことです。
マジで覚える気もメモる気もない奴は論外として。
- 相手がメモをとっていなかったら、「理解できていますか?」、「頭で記憶できるタイプですか?」とか聞いてみる。(若干煽ってるっぽいけど)
- 逆に相手が必死にメモるようであったら、「全部を覚えきらなくていいですよ~」、「要点だけメモればいいですよ~」
みたいな。そーすれば「この先輩しっかり見てくれてる!」、「優しい!!」なんて思ってもらえて、人間関係も良好の一石二鳥♪
メモなんて結局は自分が仕事や業務を覚えるための手段なんですから、自分が必要ないと思えばそれで結構。
自分がやりやすいよう、覚えやすいよう、適度にそこそこ頑張っていきましょー!
でもめんどくさい先輩とか居そうだったら、最初のうちはパフォーマンス程度にメモはしてもいいかもしれません(笑)